画像:独立行政法人 国立病院機構 敦賀医療センター

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薬剤部

【薬剤部概要】

定員 8名

院外処方箋発行率 93.5%

薬剤管理指導件数  113件/月(28件/人)

病棟薬剤業務実施加算件数 252件/月

がん患者指導管理料 4件/月

注射無菌調製件数 121件/月

(2023.10 現在)

【資格一覧】

医師をはじめ医療スタッフは、患者様に最善の治療を提供するために、様々な職種がチームを組み、連携して治療にあたっています。資格を持った薬剤師が、医療チームの一員として医師や看護師とともに臨床の現場に立ち、効果的な薬物治療を行うために活躍しています。

近畿国立病院薬剤師会認定薬剤師 2名
がん専門薬剤師 1名
外来がん治療認定薬剤師 1名
認定実務実習指導薬剤師 3名
日病薬病院薬学認定薬剤師 2名
日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師 2名

2023.10現在

研修実績

  • 災害派遣医療チーム研修  厚生労働省
  • 医療安全管理研修 国立病院機構

【業績一覧】

当院薬剤部職員の論文発表や学会発表等の実績です。

●令和5年度

  表題名 発表者等 発表した学会等の名称
1 疑義照会プロトコル運用後の実態調査 増田 成美 第33回日本医療薬学会年会
学術集会
2 疑義照会プロトコル導入による業効率化と有用性評価 池田 愛 第45回日本病院薬剤師会近畿学術大会

●令和元年度

  表題名 発表者等 発表した学会等の名称
肺炎を起因とする全身衰弱で嚥下障害を呈した統合失調症の低体重患者に対しNSTが介入した1症例 中山実智惠 第35回日本臨床栄養代謝学会
学術集会
薬剤師主導によるオピオイド導入クリニカルパス作成の取り組み 山本友佳子 第20回日本クリニカルパス学会
学術集会
薬剤師を中心とした多職種によるクリニカルパス作成の取り組み 山本友佳子 日本医療マネジメント学会
第19回福井県支部学術集会

【チーム医療への参加】

チーム医療とは、医療に従事するいろいろな職種の医療スタッフが各々の専門性を活かし、連携することによって、患者様の状況に的確に対応した医療を提供することです。 当院の薬剤師は、以下のチームに参加することにより薬学の面から支えています。

  • ICT(感染対策チーム)
  • AST(抗菌薬適正使用支援チーム)
  • NST(栄養サポートチーム)
  • 褥瘡チーム
  • 緩和ケアチーム
  • FLS(二次性骨折予防継続管理チーム)

【業務内容】

調剤業務

医師の処方内容を確認し、調剤を行っています。特に相互作用や薬剤アレルギーについては、電子カルテシステムにより対応しています。投与禁忌については、調剤棚に掲示するとともに薬剤部内での周知徹底を図っています。当院は重症心身障害者病棟を併設しており、2週間ごとの定期調剤に対応しています。外来処方は原則、院外処方であり、主に入院患者の調剤を行っています。注射調剤時には配合変化などのチェックを行っています。

様々な対策を施すことにより、調剤過誤の防止にも努めています。

病棟薬剤業務

当院では、一般病棟に専任の薬剤師を配置し、下記の業務を行っています。

・初回面談:薬剤による副作用歴・アレルギー歴や服用しにくい薬剤の有無、既往歴、入院前の服薬管理方法等を確認します。

・持参薬鑑別:入院時に患者が持参された薬剤の鑑別を行い、残薬数や休薬対象薬の有無、入院中使用する薬剤との相互作用を確認します。

・薬剤の説明:入院中に開始となる薬剤の投与目的や用法・用量、副作用の説明を行います。

・副作用の確認:症状や検査値等を適宜確認しています。

・注射薬の点滴投与において、そのルートや速度を確認しています。

・薬剤に関する相談応需:病棟の医師や看護師からの薬剤、薬物治療に関する相談に対し、適切な情報を積極的に提供しています。

・カンファレンスへの参加:各診療科のカンファレンスに参加し、多職種に薬学的知見に基づく意見を提供することで、患者の円滑な治療計画をサポートします。

薬剤管理指導業務

 入院患者が安心感を持って積極的に治療に参加できるよう、ベッドサイドで直接薬剤の説明(効能・効果、用法・用量、副作用等)を行い、新たに開始となった薬剤の副作用確認や相談応需をしています。同時に薬剤に関する情報を共有するために、患者ごとの薬歴や指導内容を電子カルテに記録しています。

 退院時には入院中使用した薬剤の情報や副作用歴等を、薬剤情報提供書や退院時服薬指導書に記入し、地域の薬局との薬薬連携を目的とした情報共有も積極的に行っています。

製剤業務

 病棟で常時使用される消毒薬・処置薬の供給や、多様かつ個別の医療ニーズに応えるために市販されていない薬剤を病院薬剤師が専門知識と技能をもって調製することで、個々の患者様の病状に応じた最適な薬物療法ができるよう支援を行っています。

薬務業務

 医薬品の発注・購入、検収、品質と在庫管理等を行っています。在庫管理については、各科診療医師の増減や治療法の変化などの情報をもとに定期的に使用薬剤の変化を分析することによって在庫数量を決定し、不要な在庫を減少させ、医薬品を効率的に運用するように務めています。  医薬品の採用については、毎月開催する薬事委員会の結果を元に、機構本部契約の医薬品を優先し、類似している名称、形状、形態等の医療事故防止の観点を考慮した医薬品を採用対象とするようにしています。

処方オーダを円滑に図るために、日々マスタの作成、整備を行っています。

医薬品情報管理業務

医学薬学の進歩は、日々目覚ましいものです。厚生労働省や医療系学会をはじめ医薬品製造販売業者等から最新の医薬品情報を収集して、分析・評価を行っています。

患者にとってお薬が最大限に有効・安全に使用されますよう、患者はじめ医療スタッフに伝達しています。また、二州地域にお住いの患者様や医療関係者の方からの問い合わせにも、随時対応しています。

・DIニュース(医薬品情報誌) 毎月発刊

・医薬品情報 随時発刊  等々

治験管理業務

 患者(被験者)の人権と安全を守り、効率的な治験や臨床研究の支援を行い、医療の推進に貢献できるよう努めています。

【学生実習の受け入れ】

当院では、薬学6年制教育における長期実務実習として、近畿・東海北陸地方の薬学系大学生を対象に受け入れています。日々実践している様々な薬剤実務について、丁寧な指導を心がけています。

●受入実績

令和5年 北陸大学   2名

令和4年 北陸大学   1名

令和3年 摂南大学   1名
     北陸大学   2名
令和2年 神戸学院大学 1名
令和元年 北陸大学   3名
     立命館大学  1名

     大阪大谷大学 1名

【その他(リンク集)】

Pmda 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 https://www.pmda.go.jp/
福井県病院薬剤師会 http://www.fukui-byoyaku.com/
福井県薬剤師会 https://www.fukuyaku.or.jp/index.php
近畿国立病院薬剤師会 https://www.kinki-snhp.jp/
日本病院薬剤師会 http://www.jshp.or.jp/
国立病院機構近畿ブロック事務所 http://www.nho-kinki.jp/
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/index.html