当院は国立病院機構の政策医療として以下のがん診療機能の整備を行っています。
- 各医療機関が専門とする分野に於いて、集学的治療(手術・抗がん剤治療等の組合せや緩和医療を含む複数診療科間における相互診療支援等)及び各学会の診療ガイドラインに準ずる標準治療並びに応用治療を行っています。
- セカンドオピニオンを提示する機能を持つか、又は施設間連携によって対応できる体制をとっています。
- 緩和医療の提供体制
- 医師、看護師、医療心理に携わる者等を含めたチームによる緩和医療の提供体制を整備しています。
- 地域において、かかりつけ医を中心とした、緩和医療の提供体制を整備しています。
- かかりつけ医とともに地域がん診療連携拠点病院内外で共同診療を行い、早い段階から緩和医療の導入に努めています。
- かかりつけ医の協力・連携を得て、退院後の緩和医療計画を含めた退院計画を立てています。
- 地域の医療機関への診療支援や病病連携・病診連携の体制
- 地域の医療機関からの紹介患者の受け入れ、及び患者さんの状態に適した地域医療機関への紹介を行っています。
- 病院内外の医師が相互に症例相談・診断依頼等(病理診断、画像診断、抗がん剤や手術適応等に関する相談を含む)を行う連携体制を整備しています。
- 地域の医療機関の求めに応じて、がん患者に対する共同診療計画の作成等に関する支援を行っています。
- 地域連携パスの整備をしています
- ゲノム医療とAYA世代のがんについて
がんゲノム医療、希少がん、小児がん、AYA世代(思春期・若年成人:15歳~39歳)のがん治療については、妊よう性温存(将来妊娠の可能性を残すこと)も含め対応可能な病院への紹介等を行い連携をはかっています。また、当院では抗がん治療だけでなく、心理社会的な面も含めて総合的に対応できるような体制を整備しています。 - 敦賀医療センターがん診療実績について
「登録年別がん登録件数」および「悪性腫瘍に対する手術件数」