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画像:【敦賀医療センター】福井県敦賀市の国立病院機構病院

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麻酔科

麻酔科とは

当院の麻酔科は2015年8月に新設され、麻酔科専門医が年間約200例の手術(消化器外科、整形外科)に対応しています。手術中には麻酔科医が患者さんの血圧・心拍・呼吸・麻酔の深さなどを常時監視して、安全に手術が行えるように調節しています。

麻酔の流れ

手術前

手術をすることが決定したら、全身状態を把握するために必要な検査を受けていただいた後で、原則的に手術日の数日前に2階の手術室内にある麻酔科外来で診察をさせていただきます。検査結果や、現在かかっている病気、過去にかかった病気、飲んでいる薬などを確認し、適切な麻酔法を選択してその説明をさせていただきます。わからないことや心配なことがありましたら、可能な限り説明させていただきますので、何でも聞いてください。

手術当日

歩ける人は自分で歩いて、歩けない人はベッドで手術室に来ていただきます。手術のベッドに寝たら、まず心電図のシールを体に貼り、血圧を測定します。全身麻酔の場合は、しばらくマスクから流れる酸素を吸っていただいたあとで、あらかじめ入れておいた点滴の管から麻酔薬を静脈注射して眠っていただきます。手術が終わったら麻酔薬の投与を中止して、しっかり目が覚めたのを確認してから、病棟に帰っていただきます。手術の種類によっては、手術後の痛み止めのために、全身麻酔の前に背中から1mm程度の細い管を入れさせていただくことがあります(硬膜外麻酔)。そのほかにも神経ブロックという方法や、術中から痛み止めの薬を静脈注射するなどの方法を組み合わせて、手術後もなるべく痛くないように努力させていただきます。全身麻酔ではなく、脊髄クモ膜下麻酔(いわゆる下半身麻酔)を選択する場合もあります。

手術後

手術の翌日以降に麻酔科医が病室に訪問し、痛みの程度や血圧・心拍・呼吸などの全身状態について、手術後の経過を確認させていただきます。

医師紹介

職名
麻酔科部長
氏名
安田 善一(やすだ よしかず)
出身大学
福井医科大学(H3卒)
専門領域
麻酔科、集中治療
資格

日本集中治療医学会 集中治療 専門医

日本麻酔科学会 麻酔科専門医 麻酔科指導医

臨床研修指導医(福井大学病院)