病院長挨拶

地域、福井県内の医療機関の皆様、行政の皆様、そしてなにより地域住民の皆様には、日頃より独立行政法人国立病院機構敦賀医療センターをご支援いただきまして誠にありがとうございます。改元が発表された2019年4月1日より当院の病院長を務めます、飯田 敦よりご挨拶を述べさせていただきます。


あらためて、ここで当院の特徴を紹介させていただきます。
当院は国立病院時代より嶺南地域、二州地域における国の政策医療を担当しており、特にがん診療、血液疾患診療、重度心身障害児診療に重きを置いた特徴ある医療機関です。
がん診療に関しては、福井県嶺南地域唯一のがん診療連携拠点病院として、伝統のある消化器がん診療とともに、乳がん、白血病等の血液がん、肺がん、婦人科がんなどの診療を行っております。近年、進歩が著しい薬物療法はもとより、内視鏡治療・腹腔鏡手術をはじめとした低侵襲治療や、需要の増加しているがん緩和療法に取り組んでおり、さらにがん患者相談、がん患者就労支援窓口などの活動も行っております。  
血液疾患に関しては、白血病、悪性リンパ腫をはじめとした悪性疾患診療に携わるほかに、エイズ治療拠点病院としても指定されております。
また、重度肢体不自由児と重度知的障害を伴った重症心身障害児を収容する病棟を有しており、福井県内における重症心身障害患者さんの重要な診療拠点となっております。
上記の疾患は、元気に生活されていながら年齢を経て見つかる患者さんが増加し、当然ながら高齢化に伴い増加する循環器疾患、代謝性疾患、不慮の骨折を含めた整形外科疾患なども伴っておられる方々が多いのが現状です。当院では、地域医療機関との連携はもとより、これらの診療にも重点的に引き続き取り組み、当院の特徴ある診療を、地域の皆様への安心と健康寿命確保への役割を担えるように職員一同努めております。


当院は敦賀市と美浜町とを結ぶ旧国道27号線沿いの桜ケ丘町に位置します。敦賀市中心街から少し離れた、この小高い地域周辺には若い世帯も年々多くなり、敦賀市内の小児科診療の一翼を担って、地域の方々の安心に貢献しているものと自負しております。  
近年は全国各地で災害も多発し、当院でも可能な備えを行っております。まさかの災害時には、立地上当院も役にたてるよう、今後も施設整備を目指して地域の皆様の安心に貢献できるようになりたいと考えております。


当院では診療内容の充実と職員の能力向上を目指して臨床研究にも取り組んでいます。また、教育活動も積極的に行っており、医学部学生、薬学部学生、看護学科学生の実習はもとより、臨床研修医、専攻医の受け入れも行い、地域への定着を目指しています。


嶺南地域、二州地域ともに限られた医療資源で、地域のそれぞれの医療機関の方々が努力しておられる実情があります。その中で当院も、あたたかい地域の皆様に、あるいは観光、旅行、ビジネスで当地を訪れる皆様に愛される病院を目指して職員一同取り組んでおります。当院の特徴、立地を生かした地域への貢献がこれからも引き続き継続できますよう努めてまいります。これからも独立行政法人国立病院機構 敦賀医療センターをよろしくお願いいたします。


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